【有田焼】マグカップ女郎花

Name: 【有田焼】マグカップ 女郎花
Brand: jtopia-japan
SKU: 4573593924108
Price: 16500.0 JPY
Availability: InStock
Rating: 5.0 (3 reviews)

女郎花（おみなえし）をモチーフにした、シャープなフォルムのマグカップです。
茶褐色の土肌に、乳白色の刷毛目が流麗な線で描き出されています。回転する土肌に、適度な量の化粧土をさっとのせる、一瞬が勝負の匠の技です。匠の筆先から描き出された、様々な情景を想像してみて下さい。贈り物にしていただくのも一興です。

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無形文化財指定の名門

横石臥牛（臥牛窯）

Gagyu

１５代横石臥牛（臥牛窯）は、刷毛目の伝統を守る唯一の窯元です。開窯は1602年。京焼の祖とされる野々村仁清にならい、九州の仁清と呼ばれるほど広く認知された存在でした。先代に続き長崎県の無形文化財に指定され、土物の造形と繊細な装飾を瑞々しく融合させたオリジナリティあふれる作品を作り続けています。数種類の色釉による独創的な色彩や光沢は、快い充足感を生み出してくれる新しい感覚の器として、いずれも現代の暮らしの中に見事に調和しております。作品の貫入も時と共に新たな風合を醸しだし、陶器の息づきを感じていただく事ができます。九州の仁清と呼ばれた名窯による独創の美を堪能ください。

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窯元独自の技法「刷毛目」

多くの有田焼の窯元の中でも、「刷毛目」という伝統技法を四百年もの間、継承し続けてきた唯一の窯元により作陶された茶色が温かみのあるマグカップです。現川焼の特色は薄手の作りと、九州ならではの茶褐色の土の上に繰り広げられる「刷毛目」とよばれる伝統技法にあります。

秋風に黄昏なびく女郎花のマグカップ

カップには、若々しくどんな女性も圧倒するほどの美女を意味する「女郎花（オミナエシ）」が描かれています。茶褐色の土肌に乳白色のすっきりとした刷毛目の背景が、より女郎花を引き立たせています。回転する土肌に、適度な量の化粧土をさっとのせることで、この乳白色のしなやかな刷毛目の流線が描かれるのですが、この「一瞬」が勝負。まさに四百年もの間受け継がれてきた伝統の結晶と匠の技によって出来るものです。

女郎花の独特な表現と造形美

古く日本人に愛されてきた女郎花は秋の七草の一つで、黄色く小さい花が群れるように開花しますが、このカップには白いベースの上に赤い点で表現された女郎花の一輪一輪がきめ細かく丁寧に描き込まれています。気品漂う美しい花姿の女郎花のカップはシャープなフォルムでありながら、全体的に優しい丸みを帯びています。取っ手の部分はしっかりとしたホールド感で、ぬくもりのある茶一色の独特の造形は飽きの来ないデザインです。

器の風情を気軽に愉しんで

「刷毛目」の背景の中に温かみと郷愁を感じる色合いのマグカップは、普段使いとして気軽に愉しんでいただきたい逸品です。贈り物としてご利用いただくのも一興で、日頃からコーヒーやお茶を愛飲されてる方やコーヒー豆や茶葉にこだわりのある方へ、器の味わい深い贈り物は喜ばれること間違いありません。単品をセットにしてペアにすることで、器好きの方へお祝いの品としてもご利用頂けます。

プレゼントに幻の有田焼を

元禄時代の頃に半世紀で姿を消したとされる幻の現川焼は、二百五十年という時間を飛びこえ三代にわたる技術の試行錯誤により、現代によみがえりました。現在、十四代が先代から託された現川焼の再現と、新しい刷毛目を創造し続けています。また刷毛目や絵付けの技法は、完成度の高い技術力と再現力を評価され、長崎県無形文化財に指定されております。

JTOPIAの想い

幕末期の日本を訪れた欧米の知識人たちは、日本文化や工芸品、心温まる人々の暮らしに感動し、まるで理想郷( UTOPIA )のようだと感嘆したそうです。私たちは日本( JAPAN )が育んできた豊かな文化と、未来への希望を込め日本の理想郷「JTOPIA」として、日本の伝統美や職人たちのものづくりから生まれる感動のストーリーをお届けいたします。

商品詳細

マグカップ×１　しおり　桐箱

高さ：9cm、径：7.5cm
容量：300cc、軽さ：220g

※手作り商品のためサイズなどに若干の誤差が生じる場合がございます。

ここでしか手に入らない最高品質の有田焼

JTOPIAがお届けする商品はすべてが特Ａ品質の一級品です

JTOPIAでは日本が世界に誇る匠の伝統工芸品を厳選しております。全作品の中から特選品質（釉薬の美しさ、発色ともに見事な審美的価値ある一級品）を当店と窯元が共同で選別、ここでしか手に入らない逸品のみをお届けしております。

名匠たちのものづくりを世界へ

有田焼は四百年の歴史を持つ日本磁器の創始であり、日本で最も有名な焼き物です。古くは東インド会社を通じ、世界中の王候貴族から「東洋の白い金」と謳われるほど高値で取引された幻の陶磁器でした。マイセン等の開窯にも多大な影響を与えました。明治初頭には万博で最高賞を受賞するなど、世界より高評価を得た名陶です。かつて伊万里港から世界へ輸出された経緯があるため伊万里焼という異称で呼ばれることもございます。